A-STYLEでは、住宅全体の気密性能を向上させる「ボード気密」工法を採用しています。低コスト・高効率で気密性を高め、そのままで快適な室内空間を維持できる省エネ住宅を実現します。
パッシブ住宅のポイントは「気密性」
「パッシブハウス」という省エネ住宅をご存じでしょうか。
“自然の力を最大限活用して、省エネかつ快適に過ごせる家”
この理念に基づいて設計されるパッシブハウスは、ヨーロッパではすでに家づくりのスタンダードとなりつつあり、日本国内でも注目が高まっています。
パッシブな住環境を作るために、大きなポイントになるのが「気密性」。
太陽エネルギーを取り込んで適温となった室内の空気を、外に逃がさないためには、家をできるだけ気密な状態にする必要があるからです。
また気密性が高い部屋は冷暖房効率も高まるため、冷暖房にかかる電気代や燃料代を抑えら、省エネにもつながります。
高気密化が快適な住環境をつくる
住宅を高気密化することで、上述の快適性や省エネ効果だけでなく、様々なプラスの効果が生まれます。
- ヒートショック防止
ヒートショックとは、暖かい部屋と寒い部屋を急に行き来した人が、その温度差によって血圧や脈拍が大きく変動する現象です。心臓発作や脳梗塞を引き起こすケースもあり、特に高齢者の方々には健康上の大きなリスクとなります。
気密性の高い住宅は、室内の空気が外に漏れたり、外気が隙間から入ってきたりすることが少なく、家の中全体の温度が一定に保たれます。そのため部屋間の温度差は小さく、ヒートショック予防につながるのです。 - 遮音性の向上
気密性が高い部屋は、音漏れも少なくなります。隣り合う部屋の音や話し声、屋外での騒音などをある程度シャットアウトでき、静かで過ごしやすい環境を実現できます。 - 断熱材の効果を維持
気密性の低い家は、床下やコンセント周りなどの隙間から壁の中に空気が入ります。この漏気によって壁内の空気が動いている状態では、そこに施工された断熱材の効果が100%得られません。
気密性を向上させた家は断熱効果が十分発揮され、省エネ効果も高まります。