コンセプト CONCEPT
はじめまして、
TAIYO HOME(タイヨーホーム)の弘原です。
TAIYO HOMEは、2020年に設立したばかりの新しい住宅会社です。
私たちの、家づくりについての考え方を述べさせていただきます。
ぜひご一読いただき、ご共感いただければ幸いです。
TAIYO HOME株式会社 代表取締役 弘原 龍成
SPACE
01-広さは正義
皆さんの考える「いい家」の条件って、どんなものでしょうか?
デザイン、間取り、設備、価格家の良し悪しを決める要素はたくさんありますよね。
その中で、私たちTAIYO HOMEが特に大切にしているのは「広い」という点です。
私は東大阪の、15坪ほどの狭小地に建つ3階建て住宅で 生まれ育ちました。
3階建てといっても階段と廊下が場所を取るため、居室は決して広くありません。兄弟と狭いスペースにベッドを重ねて寝ているような状態で、子どもながらに窮屈な思いをしたものです。
やがて奈良県に移り、今日まで約20年、家づくりの仕事に携わらせていただきました。
施主様とのプランニングでは、自身の体験もあって、特にお子様には伸び伸びとゆとりのあるお部屋を作ってあげてほしいとご提案してきました。実際、ほとんどの施主様が同意してくださいます。
子ども部屋だけではありません。リビングやキッチン、収納、浴室、寝室なども、多くの方が、より広い部屋を望まれます。それが日々の暮らしに安心やゆとり、開放感をもたらしてくれると思われてのことでしょう。そう、「広さは正義」なのです。
しかし一方で、現在一般的な30坪・4LDKのプランだと、こうした願いが十分にかなえられません。 1階は16~18帖のLDKに4.5~6帖の和室、2階には5帖前後の2部屋と寝室…できることは大体決まってきます。
これを解決するには家を大きくするしかないのですが、日本の家は坪数を広くするほど高額になります。大手ハウスメーカーなら坪100万円が当たり前。広い子ども部屋も、豊富な収納も、なかなか難しいのが現実です。
奈良は大阪よりも土地が広くて安く、素晴らしい住宅地がたくさんあります。
それなのに、多くの住宅会社はその立地を生かせず、大阪の戸建と同じように小さく作られています。かなえたい夢をあきらめている施主様もたくさんおられるでしょう。それが本当にもったいなく、ずっと歯がゆい思いをしてきました。
だからこそ私は、新しい自分の会社の家づくりに、あえて“広い家”というコンセプトを打ち出しました。そして「35坪・坪50万円台からの自由設計の家」をご提供しています。今後当社が、このコンセプトを変えることはありません。
資金面で広さをあきらめない家づくりにこだわり続け、施主様にたくさんの夢をかなえていただきたいと心から願っております。
STYLE
02-カッコイイ家とは
「カッコイイ家」と聞いて、皆様はどんな家を思い浮かべますか?
外観や内装については、何をかっこいいと感じるかは人それぞれ。万人がそう認めるデザインの家を建てるのはプロの建築家でも至難でしょう。
にもかかわらず、TAIYO HOMEが「カッコイイ家づくり」をコンセプトに掲げているのは、私たちの考える「かっこよさ」が、見た目やデザインのスタイリッシュさとは、ちょっと違うからです。
私自身がこれまで約20年間、家づくりを経験してきた中で、こだわってきたことが一つあります。それは、いわゆる「標準仕様」のままでは極力建てないということです。
ハウスメーカーや工務店では、建具や住宅設備、内外装といった住宅に必要なものに、標準的な仕様を設けています。もちろん標準仕様だけでも普通に家は建つのですが、実際の住み心地や利便性を突き詰めていくと、標準仕様では物足りない、十分でない部分は必ずあるもの。
だから私は、「こうすればもっと便利に、快適になる」というものを、オプションとしてどんどんご提案してきました。
たくさんのお客様の声を聞き、ご要望におこたえしてきた経験をもとに、また自分自身が実際に見て、使ってみて、本当に良いと思ったものをおすすめします。決して押し付けは致しません。
趣味やスポーツ、芸術、学問どんな世界でも「こだわる」人って、カッコイイですよね。家づくりも同じ。どうすればもっと良い家ができるか、満足度の高い住まいが作れるか、妥協なく、部屋の隅々にまでとことんこだわるのが、家づくりのプロとしての「かっこよさ」だと思います。
だからお施主様にも、「ここをもっと、こうしたい」「こんな物が欲しい」「こんな使い方がしたい」といったワガママ・こだわりを、思い切り発揮していただきたいと思います。私たちには、それらを実現するための「引き出し」がたくさんあります。
そうして出来上がった、お施主様も私たちもこだわり抜いた家こそが、本当に「カッコイイ家」だというのが私たちのスタンスです。
PRICE
03-安く建てる努力
のびのびと広い家で、自由度の高いプランニングとこだわりの家づくり。それが実現すれば素晴らしいことですが、「でも、お高いんでしょ」と内心思われる方も多いかもしれません。
ご安心ください。私たちは「広くて、カッコイイ家」という自らのコンセプトにのっとった家を無理なく建てていただけるよう、建設コストについても極力ご負担を少なくしております。
ご存じの通り、日本の戸建住宅は販売価格の算出に「坪単価」が用いられます。例えば、坪単価70万円で30坪の家は2,100万円、35坪なら2,450万円といった具合です。
皆様の感覚的には、家の床を全体で5坪広げたからといって、建材や設備、人件費や工期まですべてが5坪分増えるとは考えにくいのではないでしょうか。それでも現実は、分かりやすさもあって「坪単価」で考えるのが普通になっています。
そこでまず私たちは、多くの住宅会社が「30坪」を標準としているのに対して、費用感はなるべく抑えて「35坪」をスタンダードとしました。
広くなったぶん設計の自由度は高まり、お客様のご要望も増えます。住宅会社にすればなかなか対応できない事が多いとは思いますが、当社は「こだわりの家づくり」大歓迎です!
さらに設計士や工務店、関連会社との直取引で中間マージンを省いて建築費を抑え、広告宣伝費をかけないなど、ミニマルで無駄のない企業運営を徹底しています。
理想を掲げるだけでなく、きちんと実践するための努力を、私たちは惜しみません。だからこそTAIYO HOMEは、限られた立地でも広くてカッコイイ家が作れるのです。